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私が柔道整復師を目指すことになったきっかけは、学生時代にあります。
当時、天理大学の硬式テニス部に所属し、テニス漬けの日々を送っていました。
そんなある日、人生で初めてギックリ腰（通称〝魔女の一撃〟と呼ばれるほどの激痛を伴う腰痛）を経験しました。
あまりの痛みで立ち上がることすらままならない状態でした。

そんな中、先輩の勧めで天理市内にある一軒の整骨院へ行きました。
多くの場合、怪我や病気を患っている人は、肉体的な面だけでなく、精神的にもダメージを負っているものです。
そこに通い始めた私は体だけでなく、心まで癒され回復していきました。
そして、その事に強い感動を覚え「私もこんな仕事がしたい。心身の悩みを抱える人の心と体を救いたい。」と考え柔道整復師を目指す決意をしました。